「静岡県民限定!食と生活習慣チェック」は令和4年度より静岡社会健康医学大学院大学が静岡県からの委託研究として実施しています。結果については、個人が特定されない形で、静岡県および県内各市町に提供され、施策の評価などに用いられます。
静岡県は県民の生活習慣予防や健康づくり増進のため、静岡県健康増進計画などにおいて、達成すべき健康指標を定めています。しかしながら、これらの健康指標を市町単位で定期的に測定し評価をするモニタリング体制はこれまで整備されてきませんでした。
静岡社会健康医学大学院大学では、静岡県と協力し、令和4年度から令和6年度にかけて「健康寿命延伸のための市町別生活習慣等のモニタリング」調査を実施してきました。本調査の中で、県民の方々にインターネット上でのアンケートに答えていただくシステムを作ることによって、市町ごとの生活習慣をモニタリングできるような体制を構築することができました。本研究は、できあがったシステムを利用し、市町ごとの生活習慣のモニタリングを行うために県民の皆さんに生活習慣に関する質問に答えていただくことをお願いするものです。これにより、静岡県民の健康づくり推進のための政策の立案・実施・評価を効率的に実施することができ、ひいては県民全体の健康増進につながることが期待されます。
本研究は静岡県からの委託研究であり、静岡県健康福祉部健康局健康政策課の緊密な協力の下、実施しています。
調査項目には、年齢、性別、身長、体重などの基本情報のほか、健康状態や生活習慣に関する項目、食生活に関する項目が含まれます。
日常生活での健康上問題や、心身の状態、医療機関への受診、口腔状態、喫煙歴や受動喫煙の機会などについておたずねします。
日常生活や余暇における身体活動、運動習慣、睡眠時間などについておたずねします。
BDHQ(簡易型自記式食事歴法質問票)を利用し、食生活についておたずねします。
BDHQについて
BDHQ(簡易型自記式食事歴法質問票)は、日本人の習慣的な栄養素・食品摂取量を約15分、80問程度のアンケートで調査するツールです。東京大学の佐々木敏名誉教授によって開発された調査方法で、過去1ヶ月の食事内容から58食品・100以上の栄養素を算出します。回答内容から個人結果票が作成され、食事改善の指導に利用されます。
静岡社会健康医学大学院大学について
静岡社会健康医学大学院大学は、2021年に開学した静岡県を設置主体とする公立大学法人の公衆衛生学系大学院大学です。疫学コホート研究や医療ビッグデータ研究などを通じ、研究成果の社会実装と人材育成を推進しています。